ウクライナの雑感

 ロシアとウクライナが戦争中です。いろいろ思うところはあり、政治的な話もいろいろ書くと非常に長くなるのですがかいつまんで思うところを書きます。

 

・戦争は外交の延長(軍人のクラウゼヴィッツの戦争論の格言)があるのですが、

・戦争は外交の失敗(経営学者のピータードラッカーの著書)というのもあります。

 https://togetter.com/li/1789231

 ドラッカーの格言のほうが戦争を禁忌視する日本人には受け入れられやすいですが、今回はウクライナの被害者っぷりがひどくて、

 外交の失敗という表現であれば、=ウクライナ「も」悪い。ということになるので、今回は100%ロシアが悪いとしなければ社会的には受け入れられないということです。

 そんな中で傍から見ていて思うのは、今回一番の原因はロシアだとは思いますが、次の原因はアメリカですかね・・・(3番目がウクライナかなぁ)

 戦争で片方が100%悪いというのはないというのが私の持論です。

 例えば、アメリカ大統領がトランプだったら戦争にならなかったと思ってますし、そもそもソ連崩壊の時にウクライナは核保有国になれたのに、それをアメリカとロシアが放棄させた⇒核保有国なら攻められない可能性は非常に高かったです(北朝鮮のように・・・)

 ウクライナの大統領もちょっとやりすぎたと思います。(主権国家として当然の権利を行使しているだけなのですが、大国に対してそれをやること自体がやりすぎということ)

 ただ、ウクライナの大統領はすごいと思います。この状況になっても国家総動員でロシアに立ち向かうというのは歴史上の人物を見てもなかなかいません。

 

 あと、この戦争で一番得しているのはアメリカで、次に中国、3番手に日本・・・だと当初は思っていたのですが、世界がロシアに協力的な中国に批判をしていて、その批判の影に隠れてインドがうまく立ち回って、2番手がインドになってくるかもしれない。とも思います。

 日本にとっては、これを機会に北方4島(or25島)をロシアから取り戻すというグランドデザインがほしいですが、無理ですかねぇ・・・・

 自衛官の友人から連絡があり、コロナ終わったしまた飲みに行きましょうという連絡がありましたw。 お前の属する組織は今が一番忙しいくないとおかしいだろ!とは思うのですが・・・

 

 日本(世界)にとって一番よかったことは、コロナという(ある意味)しょーもない問題から目が離れてくれるきっかけにはなったと思います。

 我々が生きている世界というのは絶対安全なんてものはなくて、非常に不安定な中に生きることを許されている。位の感覚を平和ボケした人類に取り戻してくれたのかもしれない。

 多大な犠牲を払っているロシアとウクライナには失礼な話ですが、戦争から何らかの教訓を人類は得る必要があるとは思います。

 

 

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