というドラマ(マンガ)が結構人気があります。
舞台は東京での中学受験の塾なのですが、私も田舎の中学受験の塾には通っていたのでなんとなく雰囲気というか共感できるところはあります。
受験塾の小学生って本当によく勉強する(させられる)よなぁ・・・・とは当時から思っていたのですが、当時の私はとてもこんなに勉強できませんw。ということで相当サボっていました。(人生のどの時点をとってもこのドラマの小学生のように勉強したことはありませんが)
話は変わって、この1年ちょっと時々小学生(現在2年)に将棋を教えていたりします。 将棋は強くなるためにいろいろ勉強することがあるのですが、将棋は受験勉強に通じるものが結構あり、
将棋が強い≒受験勉強に強い≒有名大学に進学
という図式が当てはまりやすいです。(私は将棋も勉強も微妙・・・というくらいですが)
私が将棋を教えている小学生も、強くなるための勉強法として短手数の詰将棋を勧めてはいるのですが、比較的短い手数の詰将棋をコツコツやる。というのもなかなか難しく最近ようやくできるようになってきました。
という書きぶりはしていますが、小学校2年生でこのコツコツ詰め込むという作業をこなせるというのは相当なメンタルがないとできません。
上のマンガは小学6年生のことですがそれでもこういうことです。(大人でも自分の弱点を克服どころか認めることすらできないのにw。)
(以下は将棋の知識が必要です)
将棋を教える上で子供特有の難しさというのは、例えば序盤では駒得が重要だが、終盤では駒得はあまり重要ではない。というような局面で正解が変わるようなものです。
他には、相手が振り飛車には、対振り飛車用の守り方をしないと損で、矢倉のような対居飛車用の守り方は不利になるよ。っていうようなことです。
子供って正解を一つにしてやらないとなかなか理解がしてもらえず、また多様な価値観を教えるのが本当に難しいんだなあ。(だから一つの価値観でのみでしか考えられず、いじめみたいなものが発生しやすいのか。)というのは実感しました。
とはいえ、この小学生は凄いことには間違いないのですが、残念ながら小学2年生で私が教えられるレベルではとても将棋のプロにはなれないでしょう(そういう意味では凡人)。ですが学業で身を成り立たせるのは簡単にこなす可能性が高いです。
人にもよりますが、少なくとも私が教えている小学生は学業で身を立てるというのは難しくないですね(尤も今の時代は学業一本でで身を立てるのが難しい・・・・子供に何をさせるのかが本当に難しい時代なのだと思います。)