私の顧客で、ある事業が失敗して元々やっていた業種でやり直す人がいます。
事業なんて9割失敗するのだから切り替えて元々やっていた業種で仕事をするのはいいのですが・・・・ちょっと難しいところがあります。
・どうせ元々の事業でやるなら、自分がやりたかった高級路線でやりたい
そういう思いがあって、何もないところから高級路線というのは難しい(ゼロからブランドを認知させていかないといけない)と思っていたのですが、私の予想以上に順調にはなってはいますが・・・・
過去の事業の失敗に伴う負債にを払いながら資金を回す必要がある。
という厳しい制約があるがゆえに、厳しい状況にあったりします
そんな中でも社長本人が全くそれに気が付けずに走り続けてしまいがちです(私は支えるだけです)
別に能力が低いわけではないのですが、気質がサイコパスというか自分の正しさを疑えない体質ってあるものですね。
自分の得意分野で自分がいかに優れているのか?自分がいかに頑張っているのか?店が順調に稼働しているというアピールをするのはいいのですが、銭足らずの状況を知っている私からすると、「でもお金は足りんやろ?」となり、コメントに困ったりします。(空気を読んでいい回答ができない。そういう意味で僕もサイコパスなのでしょうがw)
僕があなたの能力を持ってたら、こういう店を作ります。
それを伝えても、税理士さん(私)のその考えは間違っている。という感じになるので、さすがについていけない・・・・資金管理をウチ事務所でやっていたのですが、本人にやらせてみてようやく「資金がないこと」はわかったみたいです。
なお、それでも税理士(私)が提案するものより今のほうがいい。と本気で思っているところが経営者なのかもしれません。
まぁ、税理士(私)に迷惑をかけていたということが分かってもらえればそれで充分ですが。
自分の都合のいい論理だけ並べて反証を許さない。経営者というのはほんとにサイコパスが多いというか・・・・
僕も会計士業界の中ではサイコパスっぽいところはあるとは思っていましたが、経営者業界のサイコパスと比較すると、レベルが違いました。
ただ、単なるサイコパスではなく、そのパワーも凄まじいのであれば何とかしてしまうのはさすがだと思いました。
私がその経営者だったら、その才能を生かしてもっと簡単に金を稼げる方法を選ぶだろうけど、経営者にとってはお金を稼ぐことをよりももっと大事なものがある。
こういう不器用(?)な経営者は嫌いではありませんね。