4月1日から私もついに人を雇いました。(フルタイムのパートですが)
雇いましたとすぐに書いてもよかったのですが、すぐにやめられたらバツが悪いので保留していましたが一生懸命仕事と勉強もしていて、体当たりで仕事を覚える熱意もある方ですし、長く勤めてもらえるような職場環境を提供したいとは思います。
私もとある会社で採用を担当したり会社の経理を見たりするのですが、パートなのに正社員以上に熱意があるなぁ・・・・とは思っていまして、その話をとある大会社の経理責任者にすると、私の雇った方について、
・会計事務所に来る時点で会計職に興味がある
(大会社では別職種から配置転換で来る人も多い)
・公認会計士事務所の一人目の従業員として働く勇気がある
(資格保有者から直接指示されても対応できる)
という評価をしていて、大会社であれば経歴や面接で相当厳選はされていますが、経理担当者の「平均的なレベル」は、私の雇った方のほうが相当上になるのではないか?という話をされました。
あまり考えてはいませんでしたが、会計業界はどこの会社に勤めるか?で結構人生が左右されるのかもしれません。
業界ごとの会計慣習に微妙な違いはあるものの、どこの会社に行っても会計処理は同じようにやるわけで、それが将来の役に立つのか?今の給与に差がつくのか?というのが自分以外の要素(業務が単純作業なのか?会社自体が儲かっているか?など)は、入社してからでないとわからないことがよくあることだからです。
私が思うに大きい会社になればなるほど経理の仕事は分業化が進み、責任者以外は単調作業になりがちですし、責任者はその責任の割に収入が高くならないというような気もします。
私の事務所は小さいのでなんでもこなす必要があり、単調作業はやりたくない人にとっては面白いと思いますし、責任者であればより多くの所得を得られるのかもしれませんね。