JPXプライム150

 株式市場では3月決算も出尽くして、バフェットの日本株買いや東証のPBR1倍割れ対策などもあり買いが集まり、日銀の金融緩和政策の継続性やアメリカの債務上限問題も解決し、不安感が取り除かれたのか最近急激に上げています。

 東証としては、収益性に重点を置いた新指数が発表され、収益性や価値創造性に重きを置いた日本を代表する企業150を指数として作成しました。

https://www.jpx.co.jp/corporate/news/news-releases/0060/20230526-01.html

 っで、トヨタがこの指数から外れた(PBR1倍割れのため?)のがニュースになっていました。

 面白いのが、トヨタが外れて三菱自動車が入っている点です。

 (もちろん選定される理屈はわかりますが)収益性や価値創造性でトヨタが外れて三菱自動車が入るっていうのは・・・私は違和感しかありません。

 三菱自動車の本拠地の倉敷市に住んでいる私ですらそう思うのですから、全国的にはなぜ?と思う人も多いと思います。

 この手の指数で問題なのは、過去にどんなに損失を出していたとしても、たかが2年程の業績が好調でありさえすれば構成銘柄に含まれるということで、このJPX150に投資しようと考える人はあまりいないのでは?と思います

 まぁ、批判だけする形になってしまうのもよくないので、私の対案としてはPBR1倍割れを放置している会社はそれ自体が経済犯罪である。という自覚を持たせるために、株価(株主)対策をしない会社は降格&上場廃止くらいの姿勢を打ち出すべきと思います。

 

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